夢の世界をたどる『明恵上人展』

どうも〜、ゆうさんです。

少し前に大阪で展示中の

明恵上人展に行ってきました〜。

あまりこういった美術展は行かないのですが

とても魅力を感じたので

今回まとめておくことにしました!

もしよろしければ参考にしてみてください〜。

明恵上人とは?

華厳宗中興の祖として

京都の栂尾(とがのお)の地に

高山寺(こうさんじ)を開いた鎌倉時代の僧侶。

19歳から58歳まで自分の見た夢を記した

『夢記(ゆめのき)』という書物や、

鳥獣戯画を描いたことでも有名です。

開催期間と場所

作品展のみどころ

通常の絵画や造形物の作品展とは違い

明恵上人展はその人間的な部分というか

これまでどういう風に生きてきたのか

という点にとても魅力があると思います。

そして明恵上人の人生を知るには

夢記は欠かせないものとなっています。

夢記は明恵上人が19歳の修行期から

58歳の晩年まで自分の見た夢を記したもので

行数にして2500行を超えていて

点数にして470点余りという膨大な数だそうです。

仏教をこよなく愛した明恵上人は

その夢の中で様々な仏たちに出会って

教えを受けたと言われおり

夢記にも記されています。

あるべきようは

明恵上人自身が座右の銘として

阿留辺畿夜宇和(あるべきようは)

という言葉を使われていたそうです。

この言葉は後の御成敗式目の元にもなっていて

貞永式目の根源とも言えるのではないでしょうか。

明恵上人の言葉を借りると、

『人は阿留辺畿夜宇和(あるべきようは)の七文字を持(たも)つべきなり。僧は僧のあるべきよう、俗は俗のあるべきようなり。乃至(ないし)帝王は帝王のあるべきよう、臣下は臣下のあるべきようなり。このあるべきようを背くゆえに一切悪しきなり。』

明恵上人について有名な河合隼雄氏は、

著作「明恵夢を生きる」で

「あるべきようわ」とは、

日本人好みの「あるがままに」というのでもなく、

また「あるべきように」でもない。

時により事により、その時その場において

「あるべきようは何か」と問いかけ、

その答えを生きようとするものであると述べている。

何でも受け入れる母性的な

「あるがままに」でもなく、

我先に理想のみを追求する父性的な

「あるべきように」でもない。

白と黒、善と悪などどちらかに偏らず

違いを認めながら共存する心が大事だという思想です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

明恵上人の思想がとても共感できたので

今回の作品展に行って

本当によかったな〜と思いました!

なんだか平成から令和に切り替わる

このタイミングにも

とても合っている作品展のように思います!

もうすぐ終了してしまいますので

少しでも興味を持たれた方は

ゴールデンウィークを利用して

行かれてみてはどうでしょうか!?

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