心の赴くまま、自然の風景にふれる喜び「風景との対話」東山魁夷

風景との対話 (新潮選書)

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「風景との対話」

少し前に京都で行われた東山魁夷展後、

読んだのがこちらの風景との対話。

作品を見た後に読むと

またひと味もふた味も違った

東山魁夷という人物が想像できます!

作品を見る前の予習としても良いですが、

見た後の余韻がほしい!という方にも

おすすめの一冊だと思います〜。

東山魁夷展に関する記事を

いくつかまとめてあるので

もしよろしければ合わせてご覧ください〜。

今日は京都で開催されている 生誕110年 東山魁夷展に行ってきました! 以前に東山魁夷さんについて紹介した記事は...
この本を選んだ理由 大回顧展に向けて 東山魁夷さんの本を読んでます。 数日前に東山魁夷さんの妻である ...
この本を選んだ理由 今年で生誕110年ということで 現在、京都・東京で美術展が開催されてます。 京都では30年ぶり、東京で...

はじめに

こちらの風景との対話は

東山魁夷自身が自分の作品について

一つ一つ向き合った一冊になっていて、

その作品を描くまでの経緯や

作品を通して伝えたいメッセージ

短編集としてまとめられています。

主な内容

まず東山魁夷にとって旅とは何か?

その振り返りから始まり、

自然の中に身を置くことで

自分が生かされていることを実感するといわれています。

多くの旅を通して

行く先々の風景を作品として描くことで

彼自身が生きている、生かされていると

確認していたのでしょうか。。。

印象に残った言葉

東山魁夷の作品の中に「秋翳」という作品があります。

秋翳(しゅうえい)というその作品は

薄い灰色で塗られた曇り空の中に

真っ赤に色づいた紅葉の山が描かれた作品。

普通なら快雲ひとつない快晴の真っ青な空の中に

描かれる紅葉の山が美しいと思いますが

東山はあえてこの曇天の中で

静かに呼吸をしている紅葉した山に

心を打たれたといいます。

山と空のみ描かれた

一見シンプルなこの作品の構図も

いくつもの山の一部を集合させたもので

絶妙なバランスで描かれている

唯一無二の山となっています。

まとめ

秋翳など心打たれた作品に対して

改めてこの一冊を通して触れることができました!

冒頭でも書いていますが

作品を見る前、見た後で読む一冊は

全く別物で面白いですね〜。

では今日はこの辺で〜。

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