古代中国の大古典「論語」 金谷治

本書から何を学ぶのか

前回は孫子の兵法を紹介させてもらったので

今回は孔子の論語を紹介したいと思います。

孫子と孔子の特徴を比較すると、

孫子は戦中心の話しが多く

主に勝つ手段を説いているのに対して、

孔子は自分を律することや

悟りについて説かれています。

孫子は組織に対して、

孔子は自分に対してというのが主な違いで

論語も孫子と同じく

約2000年以上前の古典にあたりまして、

その中でもこちらの論語は

古代中国の大古典と呼ばれる四書の中の一つです。

孫子の兵法と同じく、

現代の人間社会に強く活かせるという方々が多く

今でも広く人々の共感を得ています。

主な内容

論語は孔子(先生)と弟子の会話をまとめたもの

孔子の言葉を20篇に分けて

弟子とのやり取りが綴られています。

その内容は道徳的なものが中心で

人としての生き方を強く説いたものになります。

その姿はブッタのような

悟りを開くというような感覚に近いようにも思います。

こちらの論語では

漢文と現代語訳を合わせて紹介されていて

とても簡潔で分かりやすいです。

孫子の兵法とは違って

個人的に茶目っ気のある孔子と生徒のやり取り

見ていて飽きないのも特徴的だと思います。

古典の中では読みやすいので

おすすめしやすいものとも言えるでしょう。

印象に残った言葉

「曾子曰、吾日三省吾身、為人謀而忠乎、与朋友交言而不信乎、伝不習乎」

曾子の曰わく、吾れ日に三たび吾が身を省る。

人の為目に謀りて忠ならざるか、

盟友と交わりて信じならずか、

習わざるか伝うるか。

曾子がいった、「わたしは毎日何度もわが身について反省する。

人のために考えてあげてまごころからできなかったのではないか。

友達と交際して誠実ではなかったのではないか。

よくおさらいもしないことを受け売りで人に教えたのではないかと」

これは論語の中で僕が好きな一文です。

人のために心から考えただろうか?

友と会うときに、誠実でいられたかだろうか?

自分でも理解できていないことを

中途半端な知識で人に伝えはしなかっただろうか?

と孔子は1日に3回も自分に問いかけていたそうです。

まとめ

孔子と弟子のやり取りが綴られた論語は

孫子の兵法とは全然違いますが

同じくらい学ぶことが多い古典の一つです。

論語からは人が真っ当に生きるということはどういうことなのか

たくさん勉強になるのでとてもおすすめです。

古典の中では

孫子の兵法以上に読みやすいかもしれません。

まだ読まれたことがない方は

流し読みでも十分参考になると思うので

この機会に是非どうぞ〜。

その他おすすめ本

論語 (岩波文庫 青202-1)

論語 (岩波文庫 青202-1)

posted with amazlet at 18.09.18
岩波書店
売り上げランキング: 1,845
論語 (ちくま文庫)

論語 (ちくま文庫)

posted with amazlet at 18.09.18
筑摩書房
売り上げランキング: 18,557
ドラえもん はじめての論語
藤子・F・不二雄 安岡 定子
小学館
売り上げランキング: 20,454
論語 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 中国の古典)
加地 伸行
角川書店
売り上げランキング: 39,383
スポンサーリンク

シェアする

フォローする