だから、ぼくは農家をスターにする 高橋博之

先日参加した楽天EXPOにて、

講演を聞かせてもらった高橋さんの著書。

農業、漁業の第一次産業で活躍する方々と

僕たち消費者との関係をどうにかしたいという思いで

情報誌やアプリを立ち上げた一冊となっている。

頭を使って食べる

コンビニなど手軽に食事ができる環境が発達しすぎて

食べ物の本来のありがたみが薄れている。

どんな食事をとっても

そこには作ってくれている方々がいて

その人たちのおかげで僕たちは食事をすることができる。

例えば野菜を育てるにしても、

そこには天災があったりして

農家の人たちは命がけで僕たちに食料を作ってくれている。

もっと言えば、

肉や魚も生きていて、その命をいただいているということ。

生かされているということを僕たちは忘れてはいないか。

作ってくれている方々、

僕たちの栄養となってくれている命たち、

普段何気なくとっている食事も

こういった生産の裏側を考えてみれば

より美味しく、ありがたく思える。

観客民主主義

人間は食べずに生きてはいけない。

その意味では国民の全員が当事者といえる。

そして皆口を揃えて、

農山漁村は必要だというけど

実際、自分ではやろうとはしない。

ある調査によると、

日本の農業、漁業に携わっている人は国民の1.5% で

それに対して消費者は98.5%といわれている。

僕たちの命を支える生産現場は危機的状況に陥っている。

食育

現代の子供たちは

学校の解剖実験でなんと

「煮干し」を使って授業をしているという。

昔はカエルを解剖していたのに

今は教育上よくないという保護者が多く

そのような授業を行なっている。

確かに刺激が強すぎるかもしれないけど

そういった命の授業をする上で

煮干しを使うことで子供達に

命の尊さを教えてあげれているのだろうか。

若布がカットされた状態が本来の姿だと思い込み、

酷い場合はスーパーに並んでいる切り身の状態を魚だと認識して

それが海を泳いでいることを当たり前のように話す子供達。

これが現代の子供達だというから驚きだ。

グロテスクな表現になろうとも

本来あるべき姿をしっかり教えてあげて

それがどういう風に育てられ、加工されて

自分たちの命として届けられているか。

舌と頭の両方で楽しみ、学ぶことで

本当の命について教育できるのではないか。

まとめ

僕たちは消費者であってお客様ではないということ。

昨今、お金を出せば全てまかり通って当たり前と

間違った認識をしている人が多いと思う。

僕たちが快適に暮らせるのには

僕たちの代わりに命を育ててくれている人たちがいて

生かされていることを再認識しなければならない。

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